HP veer 4G(AT&T)をActivate+SIM LockをUnlockする

Amazon.comでAT&T lockedだけどNo contractなHP veer 4Gが$99.9なので買った。これは日本へ送ってくれないので、また個人輸入ですね。今回もhopshopgo使いました。結構日数かかったけどなんとか手に入れました。トータルで$130になったかな。-$10クーポンがあったので、これなかったら140にはなってたかな~。

そんでまあAT&T SIM Lockされていて、webOSお得意のPalm Profile Activationが必要なんだけど、ある程度のリテラシが有ればひらひらと避けることは可能。どうせ誰も怒る人は居ないので、ある程度詳細に記しておくが、簡単に文鎮もアリエルので自己責任でやればいいし、度胸ないやつがこんなこと調べるのもおこがましい。

さてさて、箇条書きで記しておく。いろいろ寄り道しながらだったので、これが正しい順序かどうかは不明だ。

準備するものとしては、とりあえず何かのSIMカード1枚。ジェスチャーは説明書見て把握しておくこと。今回はWindows7(64bit)でやった。Linux(というかmodprobe使えるOS)でも出来るはず、MacOS X Lionでは無理でした。SnowLeopardならなんとかなるかもしれないけど、Macでやるのはとりあえず避けた方が時間の節約かも。

  1. SIM入れずにHP veerの電源を投入、起動して言語画面で「English」(この言語選択画面は出ないかも)。
  2. SIM入れろ画面が出て何も出来なくなるが、キーボードで「↑」キーを押しながら「BZ」を入れると実はEmargency call画面が出てくる。
  3. 「#*DEVMODE#(#*3386633#)」を入力してコール。
  4. Dev modeの切り替え画面が出てくるので、ONにしてReset the deveice。
  5. このすきにどこのキャリアでもいいのでSIMを1枚ぶっさす。
  6. 起動、PalmProfile Activationをパス出来る(登録画面が出ない)。ダイヤル画面が出てくる。
  7. なんかunblock pinを入れろ画面が出るかもしれないけど、ほっとく。戻るジェスチャーで戻れるはず。
  8. Windowsマシンに、webOS Quick Install v4.3.1をダウンロード。webOS Doctorもダウンロードしとく。
  9. USBケーブルをHP veerへ接続し、chargeにしとく。webOS QIを起動する。
  10. 認識するといろいろ出来るけど、とりあえず「Preware」と「Impostah」をインストール。出来たら、webOS QIを閉じる。
  11. veerのWiFiを接続しておく。
  12. webOS Doctorが導入済みだと「C:\Program Files\Palm, inc\terminal\novaterm.bat」が有るので起動、connect。
  13. veerにrootで入れる。HP webOS 2.1用の通信設定スクリプトを導入するため、以下のコマンドを打つ。
    $ cd tmp 
    $ wget http://palmwebos.iwatanet.jp/network/2.1/setcarrier2.sh 
    $ sh setcarrier2.sh
  14. Setup actionは「1」、completeしたら「e」でexit出来る。
  15. ココでついでに手のひらで何でもやってみようを参考に日本語化環境導入するのもアリ。(国内キャリア対応が↑のやつ)
  16. いったんveerとのUSB接続を断つ。(といってもHP版Magsafeを外しておくだけw)
  17. veer上で「Impostah」を起動して「Activation」を選択。
  18. country「UnitedStates」、lang「English」、いままでPalmProfileで使ったことのない新たなメールアドレス、てきとうなパスワードを入力して「Create new profile」すればActivation出来るはず。これでApp Catalogが使用できる。
  19. veer上で「Preware」起動し、「Enable USB Passthrough」を探してインストール。
  20. アプリ一覧に「USB Passthrough」があるので起動して、Configure USB Passthrough。
  21. 「USB PORT 1」をNoneから「Diag」にしたまま、いったん放置。
  22. Windowsに「Python 2.6(x86版)」、「pywin32 for Py2.6」、「pyserial win32」を入れる。必ずx86(32bit)版を入れること。pythonが64bit版だとpywin32とpyserialが動かない(はず)、ハンドルが無効ですというエラーも同じ
  23. Pre3/veer Unlocker」をダウンロード。
  24. veerをUSB接続すると、ちょっと挙動が違ってドライバーが無かったとWindowsに言われるはず。その中で3つほど検知されるが、その中の「General Serial bus」とか「serial diagnostics port」とか書かれている(R-ACMは違う)デバイスがあるのでソレに、このドライバをインストールする。
  25. HTC製らしい謎のドライバを入れることが出来たら、Unlockerに入っている「pre3_veer_unlock.py」起動するために、cmd.exeを立ち上げる。
  26. pre3_veer_unlock.pyがあるディレクトリまできたら、以下のコマンドを打つ。
    > pre3_veer_unlock.py -w
  27. うまくveerのUSBを認識していると、「Diagnostics serial port: COM4」とかって出るのでちょっと待つ。
  28. プロンプトには「Network Control Code:」が出るのでメモっとく。あのunblock input pin画面で入れるとアンロックできるはずな番号がコレ。しかし、おれは手入力だとダメだったような気がする。
  29. この時点でveerが勝手に再起動してるはず。起き上がると、すでにUnlock状態なはず。SoftbankやNTT DOCOMOなどのSIMを入れて左上にキャリア名が出るか試すと良い。
  30. APNの設定をする。veer上で「Phone」を起動して左上から「Prefarences&Accounts」をひらく。
  31. 「NETWORK」に「Manual Settings」があるのでONにして、「Edit Network Settings」
  32. 「CARRIER」から自分のveerに刺してるSIMに合ったものにする。SBMのandglobal(いわゆる緑とか水色SIMとか言われてるSBMスマートフォン用SIMのAPN)は無いので、この場合はNoneにしてAPN手入力すればイケる。
  33. 3G通信をしたくない場合は、ここで「Data Usage」をOFFにすればOK。
  34. 3G通信を試すには、WiFiをオフにして、右上に「3G」という表示が出れば通信出来てる。おめでとう。
  35. DEVMODEをOFFるには、検索画面で「upupdowndownleftrightleftrightbastart」と入力すると、アイコンが出てくるので開く。↑↑↓↓←→←→BAスタートと覚えよう。
  36. あとはOFFにしてrestartすればOFFれます。ONのままでも困らないけどね。

簡単なFAQ

コネクタがmicroUSBとかじゃない独自Magsafeっぽいやつで、こいつがまたわりと磁力が弱いのかすぐ簡単に外れる。何かインストール中とか外れないように気をつけること。そして、失敗したときのwebOS DoctorでのROM焼き中とか恐ろしいので注意…。こういうの便利だけどやめてほしいね、USBケーブルの日本国内での調達が厳しい。

なお、やはりbmobile aeonで色々試しても、データ通信が不可能なSIMはダメだった。SIMがおかしいとか言ってそもそものインターネット通信を拒否る。シカトもできない…。俺はSBMの学割0円寝かせSIMを入れてるが、とりあえずつっこむのに一番よさそうなのはSBMでX04HTとプリモバSIMを貰ってくることだろうか。WiFi接続はこのSIM制限とは無関係なのでSIM入れなくても使えるっちゃ使える。

そういえば「Mobile Hotspot」なるソフトがveerには入っているので、テザリングをveerで行うことは出来る。WPK2とか使えるし意外とシッカリしとる。

Xi SIMがイケルとかいうのは試してない…どうなんだろ。4GだからってLTE対応してるわけではないので、3G使用になるし、うまみ無しかも~。

本体のインプレッションとしてはマットブラックな樹脂機体だけど、安っぽくないしシャコシャコ機構もしっかりしてる。ちょっと側面とかの電源ボタンなどが出っ張りすぎてる気もするけど、気のせい。

すげー小さくてタイトな配列のQWERTYキーボードだが、感触は滑り止めになる涙目シールのような感触で、爪で押せば別にミスすることなく押せる。IS01とかのキーボードと比べたらゼンゼン押しやすい。QWERTY配列といってもかなり特殊配列なので慣れが必要だけど。キーボード自体はバックライトがあるので暗い場所でも分かるので心配しなくてもOK。

バッテリの持ちも良い。twitterとかGMailのnotificationさせてるけど、特段減ってる感じはない。タッチストーンは注文中。まだアメリカにあるので配達を注文しないと…。

bingマップ対決ということで、webOSなbingマップと、Windows Phone Mangoなbingマップを並べてみた。なんかすごい違うよ。いいのかなぁ。

ブラウザはUA詐取したほうがいいかも。つうかメールもゼンゼン表示仕切れないし、まったくこまったもんだ。かわいいよveer。

webOSのチューニングはまだまだな感触がそこらかしこにあるけど、かわいいので許せる。すなわち、かわいいは正義。皆のものも手に入れるのだ!

WordCamp Tokyo2011に参加しました

ブログを書くまでがWordCamp東京らしーので、書こうと思います。真面目なやつとか、熱っぽい記事とか、そういうのは他の方にお任せして、ぼくが感じちゃったことを羅列しようかと思うんです。

ちなみにタイトル通り、参加しました。オレンジTシャツ着てスタッフしていました、実は。

こういうボランティアベースな(ボランティアという立場が介入するような)イベントごとは、経験則として色々と噴出するところがあるんですが(ex.某なんちゃら24)、今回は実に成功したのではないかな!と思いました。結果的な意味として。

参加者のみなさんが帰る際に「ありがとう」とか、「ステキなイベントでした」とか声をかけてくれたイベントは、他に経験したことないな~と、思い返しております。まあ、ぼくは恥ずかしくてこんな言えないですけど、言われると照れちゃうよね☆

あと、スタッフ内での温度差があまり無かったのも印象深いかなーと。だいたい何かそういう温度差作ってられるほどの余裕無かったのもありましたが、みんな一丸となっていたのは素晴らしい運営陣営だったと自画自賛。けどまあ、イベントを完了させるというゴールはあっても、かなり的確な目標が有ったかと言われると(まあ1000人レベルのイベント運営するなんて不安なんでそんなことやってられねえけど)無かったので、この辺はバシッとやっちゃうともっとモチベーション高くいけちゃうんじゃないかな~と。

これで分かったのは、あとはもっと運営側がさらに熱くなれば、着いてきていっしょに盛り上がってくれる人たちがいっぱい居る、というところでしょうか。参加者の反応がかなりレスポンス良かったのが印象深いです。WordPressの敷居が低いのもあるのか、そういう文化圏なのか、様々な年齢層・職層の人が集ったから、なのかなぁ。

あと、個人的な話ですけれども、知り合いがほとんど居なかったのもおもしろかったです。いやあ、珍しいものです。ついでにぼくはスタッフで何やってたのかというと、うーん、何してたっけかなぁ。とりあえず声を張り上げておめえら弁当チケット交換して順番に喰えよとか言ってました。ああ、朝来た人は、会場の2階受付でいきなり挨拶してきたヤツがいたと思うんですが、それたぶんぼくです。あと親睦会後にエレベーター降りたときにおまえの首にかけてるカードぜってー返せよマジで、と叫んでたのもこの僕です。イラッとした方がいたらごめんなさい、忘れてください。。

ちなみに受付でこうやって挨拶していると、笑顔で返してくれる人とか、イヤホン付けててもとって聞いてくれる人とか、一切ガン無視でなんだかなぁという人が居て、それも見ていて楽しかったです。こういうイベントに参加するときは、実は他人から良く見られているんだ、と考えておいたほうが身のためかもですね?。

それはともかく、ぼくとしては次も参加したいな~ってところで~す。ハイ。