オーディオベーシック Vol.60に出ました

例の3月11日グラグラで、TANNOY ARDEN Mark2がどったんしちゃいまして、ばっくりしちゃったんです。写真のとおりです。

まあそれで、TEACさんが9月まで半額での修理を致してくれるということで、ありがたくお願い致しました。

そしてまあ、調子にのって取材に同行して一緒に見学させて頂きました!TEAC製品の修理を行っているMTS修理センターへ行っちゃいました!

職人さんの華麗なる手さばきによってみるみると蘇る3828。大興奮してしまいました(含む取材班!)。たとえば、なんか道具を取り出しただけで「オー」、ネジを外すだけで「オォー」、真新しいリコーンキットが出てきたところで「ウオオォー!カッケー!」、ボンドをフレームに添付すると「オォオー」、ついにリコーンパーツをフレームに接着して「オオー!!ブラボー!」と拍手喝采の我ら。工場の一角で大変お騒がせ致しました。。

そうそう、特殊なボンドでフレームとコーンを接着しますが、職人さんはずっとそれを作業の片手間に監視して、固まるまで(およそ1日かかるらしい)ずっと位置を手直しするんだそうです。頭があがりません!

オールドさんはニューマンへ

そういえば、この取材後に、某Stereo誌の自作ユニットP-800を作りまして、だいぶ苦虫をかみつぶすような顔をしながら苦戦したものの、なかなか、、どうした?という出来映え。小さいのでもうまく出来ないなら、自分でやらずにお願いして良かったなあ!とか思っちゃうのでーす。

修理は実際は1週間ぐらいで、修理した作業後にきちっと職人さんが音の調整を行った後に届きます。至れりつくせりな感じで、正規の値段がお高いのも頷ける内容です。しかし震災とはいえ半額対応のご厚意が無ければ大学生には無理なお値段でした…ハイ。そうそう、このTEACによるご厚意は9月30日までなので、悩んでいた人も知らなかった人も、急いでネ!!

写真の通り、あのクルトミューラー社の紫が蘇りました。といってもこのアーデンはマーク2なので、再転生?いわゆるゴッド?違うか。でもアーデンが発売されてうん十年たっているので、今、紫の鮮やかなアーデンは貴重かと思うので写真を載っけておきます。相変わらずごちゃごちゃしてますが。。

アーデンにお友達が増えてる気がします…気のせいじゃない

音はだいぶ最初はもったりとした(比べる音が以前の乾ききったコーンだし)音でしたが、エッジのハリが戻ったからか、お肌のハリが良くなったようです。最近ではちょっと低音のバランスを崩すようになってきてまして、エージングの途中であることがよく分かる感じえす。この後、高音域が悪くなって、次第に直っていって、あと半年か1年後ぐらいにはウォーミングアップ完了みたいな感じですかね?期待期待。

その前に、ユニット以外のエンクロージャなどのメンテナンスもしてあげたいし、そもそも配置換えしたいし、それよりもまずアーデンの下にMDFかベニヤかしっかりと敷いてやりたいし、やることはまだまだありますね。ああ、真空管アンプも。おっとアナログプレイヤーも??

取材でTRIODEさんから貸して頂いたTRX-PM84は、USBインプットがついでいるのでリビングでMacを開いてUSB繋いでiTunesで聴けます。便利便利。ぼくが言わずもがなTRIODEのしっかりとした真空管の音なので、濃厚なのに古臭さみたいな濃厚さとかじゃないし、そこはさすがだな~と。

ちょっと前までコンビを組んでいた某青くて銀銀ななんちゃらトーンというスピーカーケーブルをつかいましたが、やっぱり合いますね。あんまりこの青くて銀銀好きじゃないんですが、結局使ってました。定位を出すには便利なケーブルですね。

ワガママをいえば、DAC付けたのであれば光オプティカルとか付けて頂けると、AppleTVからinpush出来るんで、、ぜひ一つお願いします!的な感じでした。結構良い感じなDACで、USBインプットでAppleロスレス with iTunesで再生してて不満はありませんでした。もったいないのん。。そのうちTRIODEなDACが出るのかな?という思惑でしょーか?しかし最近のPCオーディオにはピッタリなので、使いやすいなあと。

えーまあ、そんなこんなでアーデンの顛末を炭山アキラさんに取材されてしまいました。えらいお恥ずかしい。でもまあ、まあ出来ましたらオーディオベーシックをお手に取って下さいませ。このご時世、オーディオ雑誌を書店で発掘するのは大変困難な事であろうと思われますが、経験則でおそらくジャンルとして雑誌棚の「趣味」もしくは「音楽」の棚にあると思うでござる。

この取材がきっかけで類はトモを呼びつつあるのは、また別な機会にでも…。自作関係もユニットも蓄えてるんだけど箱作ってないし、ぐぬぬ。ああそういえばPARCのDCU-F122W再販売予約してますね、アレは良い物ですからとっとと買うといいいいんじゃないかなーーー。

というわけで、取材でお世話になった炭山さん、小林さん、TEAC(ESOTERIC)とMTSの方々、TRIODEの方々、大変お世話になりました。ありがとうございました。

みなさんも地震対策はしましょー☆